top of page
検索

レベル3.5飛行による「UAVを活用した広域被害調査の実証実験」に成功

  • (有)エヌ・テック
  • 11月21日
  • 読了時間: 1分

令和7年11月12日に長野県北安曇郡小谷村で行った「UAVを活用した広域被害調査の実証実験」において、レベル3.5飛行(無人地帯上空での目視外飛行)でUAVを飛行させることに成功しました。


この実証実験は長野県建設部砂防課が、大地震等により広域で災害が発生した場合に迅速かつ安全に被害状況を把握するため、被害調査におけるUAVの活用について、昨年度から実施しているものです。


今回の実験内容は、大地震等による土砂災害及び道路等公共土木施設の被害により立入りが困難となった場所を想定し、

①UAVにより広範囲の状況を撮影する技術

②UAVを安全に操作・運用する技術

が求められました。


東京航空局によるレベル3.5飛行の飛行許可承認を取得。

DJI製MATRICE350RTKとKDDIの上空専用SIMによる安定した通信を確保し、電波が途切れることなく往復14kmを飛行しました。

ree

地理院地図を使用


撮影した写真は地上解像度1.2cmを確保し、撮影した写真1400枚からオルソ画像と三次元点群データを作成しました。


ree

オルソ画像


ree

撮影写真



ree

点群データ


ree

点群データ



また機体に360度カメラを取り付け、同時に8Kの360度映像を撮影しました。

ree

撮影した映像のキャプチャ


今後もUAVを活用する企業として、地理空間情報に関する知見を深め、安全・安心のために努力していきたいと思います。


 
 
 

コメント


© 2023 著作権表示の例 - Wix.com で作成されたホームページです。

  • Facebook - Grey Circle
  • LinkedIn - Grey Circle
  • Google+ - Grey Circle
bottom of page